生きがいアドバイザー 北薗明美です。
まずは、そこから説明をしていきましょう。
「潜在意識」という言葉には意識という言葉がついているので、
意識の一種ということはすぐに理解ができると思います。
意識には、私たちが意識している部分と意識していない部分があります。
意識できる部分を顕在意識といい、意識していない(または意識できない)
部分を潜在意識(無意識)と呼んでいます。
わかりやすく具体的な事例でいうと、 仕事で失敗して、
「どうしよう」と必死で考えているのは顕在意識。
上司にいきなり
「いったいこれはどういうことなんだ?」
とどなられた瞬間に、
「それは○○がそうしろと言ったので・・・」
と瞬間的に思ってもみない言い訳の言葉を創作したのが潜在意識。
簡単に言うと、私たちの意識は2重構造になっているということです。
では、この潜在意識の重要性にいち早く着目したのはだれでしょうか?
それはあの有名な心理学者である、「ジクムント・フロイト」です。
心理学のことなんかさっぱりわからない人でも、もしかしてフロイトの名前は聞いたこ
があるかも知れませんね。
言葉では言い表せないことは、実は潜在意識にたくさんヒントがある
あなたの潜在意識の中にある信念が、あなたの夢や願望を叶えるために必要なもの、
夢や願望を叶えるために必要な考え方や行動がある。
潜在意識は、さらに分解できるとしたのが、フロイトに並んで有名なスイスの
心理学者であるカール・グスタフ・ユングさんです。
ユングは人間の意識を氷山に例え説明しました。
その説明とは次のようなものです。
普段、私たちが意識している顕在意識は、氷山にたとえれば、
海の上に顔を出している部分にしかすぎない。
つまり、顕在意識が意識という大きなパイの中に占める割合は
ほんの一部分にしかすぎない。
そして海中に沈んでいる部分、つまり意識の大部分が無意識によって構成されていると言いました。
さらに、この無意識の部分は、生まれてから現在に至るまでの個人的な経験から
構成された個人的無意識と、そのさらに奥深くに広がる集合的無意識とから構成
されているとしました。
集合的無意識とは、個人の経験の領域を超えた人類に共通の無意識領域のことを言います。
願望を実現化するためには、この集合的無意識領域の活用が大きな鍵となっています。
では、次に二つ目の理由です。
集合的無意識の力を借り、偶然の一致【シンクロニシティ】が引き起こされるから
「集合的無意識」と、「シンクロニシティ」という二つの言葉がある。
集合的無意識というのは、潜在意識の更に下にあり、個人の経験的な枠を超えた、
人間に共通の無意識領域のことを言います。
潜在意識に願望が刻まれると、潜在意識からさらにその下にある集合的無意識にその願望の波動が届けられます。
このことによって引き起こされる現象の一つが、「共時性」、一般的には、
「シンクロニシティ」と呼ばれているものです。
「シンクロニシティ」とは、意味のある偶然の一致とも言われています。
例えば、
「あなたが、友人のことを考えていたら、携帯電話が鳴った。
電話に出てみると、今考えていた友人からだった」ということはないでしょうか?
私はこのシンクロニシティをよく経験します。
あなたの夢や願望が潜在意識に届き、潜在意識が、あなたの願望を叶えるために、
集合的無意識にアクセスします。
4月の満月ナイトでは、この集合的無意識にアクセスする
ビジョンコラージュを行います。
残りまだ間に合います。
あなたの願望を叶えるために向き合ってみませんか?