心理アートコンサルタント 北薗明美です。
48年間死刑囚として全てを奪われていた人。
元ボクサー・袴田巌さん。
私は、今年の八月で47歳。
と、言うことはまだ足らない。
48年前に放火殺人で警察にねつ造されたと言われている。
本当のところは、わからないが事実は48年間死刑囚として自由を奪われていたことはまぎれもなく事実である。
精神疾患になっていると報道されていたが、当然だと思う。
誰も何も信じられない。
終わりのないトンネルに入ったような感覚でしょう。
懲役刑でも精神的にもかなりの負荷なのに、死刑囚ですよ。
このことは、今後警察はどう責任を取るんだろう。
そして、袴田さんに向けての報道も控えてほしい。
『今何がしたいですか?何が食べたい?』
そんなことを報道するよりも、なぜこのようなことが起きてしまったのか。
徹底的に追及してほしい。
人間は、生きることへ絶望すると欲がなくなると言われる。
生きたいと思うから食欲も出てくる。
人は、何か生まれて来たことに全てに意味があると言われる。
では、袴田さんは他人に人生を大きく変えられどんなこの世での使命だったのか。
これからの人生取り戻すことはできないが、自由に気の赴くままたくさん叶えてほしい。
今回の袴田さんの事件は、あなたにとってどんな風に映ってますか?
ひとつ言えることは、恐らくあなたは自由に何でも出来る環境だと思います。
もちろん、仕事をしていたりお子さんがいたり、親の介護の時間があり制限されることもあると思う。
しかし、袴田さんのように自分に身の覚えのないことで全ての自由を奪われた訳ではない。
どれだけ怒り、恨み、恨み、悲しみ、苦悩、人への不信感。
この環境で『さ~手放しましょう』とは、言えない。
かなり無理があるでしょう。
しかし、今のあなたの環境はいかがですか?
こころがザワザワすることや強い怒り、恨みつらみを手放せずにいる方もいるかもしれない。
そんな感情は思い切って手放しましょう。
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